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CPDの推進

Continuing Professional Development

CPD制度とは何かまたその必要性

CPD(Continuing Professional Development)制度(継続能力開発制度)とはどのような制度なのか、また、何故このような制度が必要なのか、適切かつ慎重に検討して決定しなければならないでしょう。

多様化し複雑化した社会は、あらゆる企業に対し、業務遂行に供する知識と技術についての審査、証明等を円滑に進めることが出来る信頼できる人材を求めています。これらのニーズに応え、生涯に亘り技術者として責任を全うしていくためには、常に最新の知識や技術を習得し、自己の能力の維持・向上を図ることが不可欠であると考えます。したがって、それらに必要な専門技術能力の継続的向上を目指す自己啓発行為を支援することを目的とした、CPD 制度が、当協会にも求められ必要となってきたわけです。

そこで、当協会は、建築積算技術者(建築コスト管理士・建築積算士・建築積算士補)に相応しいCPD制度を模索し検討を重ね、2006年度から以下に記述したような内容で「BSIJ-CPD 情報システム」制度を構築し運用を開始しております。

また、運用に当たって、他団体のCPD 制度と連携協力し、社会にアピールする対策として、当協会のCPD に関する基本的な実施方策を次のように定める必要があると考えています。

1.建築積算技術者の職業倫理の徹底。
2.建築積算技術者の相互交流や人材の育成。
3.建築積算技術者の国際的相互承認の必要性。
4.建築積算技術者が果たすべき使命と役割に対する認識。
5.建築積算技術者の社会や公益性に対しての責任。
6.建築技術の高度化・複雑化に伴う信頼性や確実性の向上。

CPD 制度の目的
上述した主旨および実施方策を踏まえ、CPD制度の導入の「目的」を下記の通り定めました。
(目的)
第2条:このCPD 制度は、建築積算技術者が自らの業務遂行能力とそれに必要な専門技術能力の継続的向上を目指す自己啓発行為を支援することにより、建築積算技術者の技術的水準及び資質の維持・向上を図ることを目的とする。

― ※継続能力開発(CPD)制度規程より―

CPD の形態
CPD 制度におけるCPD 形態は、下記に示した4つに分類されます。
参加学習型: 講習会、研修会等の設定プログラム参加による学習を指します。
情報提供型: 講師、論文発表等、社会貢献活動等による技術・知識の提供を指します。
技術協力型: 委員会活動への参加、論文等の審査・査読、社会貢献活動等の職能活動等による技術協力を指します。
自己学習型: 自主的な専門雑誌・他団体主催のe-ラーニング等による学習を指します。

― ※細則別紙1 BSIJ-CPD システムの分類と単位(参照)―


履修結果の記録と単位認定
(履修結果の記録)
当協会が認定したプログラムを履修した場合の出席者名簿の作成は、主催者(プロバイダー)が行いシステムに入力しますので参加者は、履修記録の確認をするだけとしています。(自己申請は不要)
ただし、認定プログラム以外の履修記録の申請は、参加者自身が申請を行ってください。

(自己申請の単位認定)
自己申請において参加者から履修記録の提出があったとき、「CPD プログラム認定審査委員会」で確認し、認定を受けるものといたします。
(操作手順)
BSIJ-CPD 制度における各種の操作マニュアル等を用意しておりますので、ご活用下さい。

【CPD 参加者】の窓
新規登録者:・新規参加申請手順
既登録者:・既登録者ログイン手順
・自己申請のやり方
・取得単位数確認手順/年間取得単位の上限値について
・BSIJ-CPD 認定記事一覧
・認定プログラム一覧
・別表1 BSIJ-CPD システムの分類と単位
・BSIJ-CPD に関するQ & A

【制度・規程】の窓
制度・規程:・CPD 制度規程
・CPD 制度実施細則
・BSIJ-CPD 単位取得証明書発行申請書
・共通認定プログラム受講とBSIJ-CPD の対応について

【プロバイダー】の窓
・操作マニュアル
・出席者名簿作成マニュアル
・新規プロバイダー登録申請

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・会誌「建築と積算」年度別一覧
CPD 制度運用に関する覚書
・公益社団法人日本建築士会連合会
・一般社団法人日本コンストラクション・マネジメント協会
・英国国立チャータード・サベイヤー協会(RICS)との提携協力の覚書を締結
建築士会認定プログラム一覧